‘お知らせ・最新情報’
破産と相続放棄
2019-03-27
スタッフの中西です。
破産の手続き中にご家族に相続があった場合、
その相続を放棄することはできるのでしょうか?
まず、相続放棄とはどういった手続きかについてご説明します。
相続放棄を申し立てた人は、はじめから相続人ではなかったとされ、
亡くなられた方の財産や負債を一切相続しません。
亡くなられた方の債務額が相続財産よりも大きかったり、
長い間、音信普通で財産関係が分か
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住宅ローンのある場合④
2019-03-15
スタッフの中西です。
住宅ローンのある場合、個人再生の手続きをした結果、
支払額はどうなるのでしょうか。
住宅ローン以外の債務については
以前のブログ「同時廃止となる財産基準と個人再生における清算価値」②にてご紹介した通り、
債務額に応じて減額されることになります。
住宅ローンについては基本的には減額されることはありません。
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住宅ローンのある場合③
2019-03-08
スタッフの中西です。
前回は、個人再生において住宅の価値が無価値とされる判断基準の一部をご紹介しました。
固定資産税の評価額で判断するものでした。
前回ご紹介した基準で無価値とされなかった場合はどうなるのか。
さらに以下のうちいずれかの資料を用いて判断することになります。
【無価値とされる場合】
①近隣の不動産業者2
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住宅ローンのある場合②
2019-02-28
個人再生には「自己破産した場合に配当される金額(=清算価値)以上の配当を行うべき」というルールがあります。
マイホームをお持ちの場合はその価値が大きいと、
支払うべき金額が大きくなってしまうため、個人再生を選択するかどうかの判断に
大きく影響します。
住宅ローンをお支払いの途中であっても、住宅ローンの残りが少ない場合などは
価値が高くなることがあります
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住宅ローンのある場合
2019-02-22
スタッフの中西です。
本日は、個人再生において住宅ローンのある場合の手続きについてです。
個人再生とは、裁判所を通じて行う債務整理の方法の一つであり、
債務の額や、所有している財産の額にもよりますが、
おおよそ5分の1程に縮減した債務を、原則3年間で支払っていく手続きです。
個人再生では、住宅ローンの支払を継続しマイホームを維持しながら、
その他の債務を縮減するこ
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破産の免責不許可事由について
2019-02-15
スタッフの中西です。
破産手続きは、最終的には債務の支払を免責(借金を返済しなくてよくなること)をするために行う手続きですが、
破産の手続きを経たとしても、債務の支払が免責されない場合があります。
これを免責不許可事由といいます。
免責不許可事由は次のとおりです。
①財産隠匿行為等
債権者を害する目的で財産を減少させる行為。
②
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過払金はもうすぐ消えてしまうのか
2019-02-07
スタッフの中西です。
本日は、過払金の請求がいつまでできるかについてです。
最近よくラジオやCMなどで、
「過払金がもうすぐ10年で、時効によって消えてしまう」との話をよく耳にします。
本当にそうなのでしょうか?
過払金の請求可能期間は「最終取引日」から計算して10年となります。
過払金を請求可能かどうか確認するために
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任意整理について
2019-01-31
スタッフの中西です。
以前、債務整理の方法として破産や個人再生についてブログを書いてきましたが、
債務整理の手法には任意整理というものもあります。
本日は任意整理とは、どのような手続きかをご紹介したいと思います。
任意整理とは、利息制限法で定められた法定利息まで減額された金額を
原則として3年間で返済する手続きです。
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『同時廃止について』②
2019-01-24
スタッフの中西です。
同時廃止事件となるためには、債務者がめぼしい財産を持っていないことが必要だと
前回ご紹介しました。
それは具体的にはどういった場合かというと、基本的な考え方としては次のようになります。
(名古屋地方裁判所の運用基準による)
●債務者の資産総額が40万円未満であること
●個別の財産の価格が20
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『同時廃止について』①
2019-01-18
スタッフの中西です。
以前、破産には同時廃止事件と管財事件の2種類があり、
管財事件になると予納金として十数万円の予納金が必要になるとお話しました。
では、どのような場合に同時廃止事件になるのでしょうか。
一つとして、破産手続きのうち、債務者がめぼしい財産を持っている場合には管財事件、
めぼしい財産を所有していない(破産手続き費用をまかなうことができない)場合は
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