‘任意整理’
任意整理について
2019-01-31
スタッフの中西です。
以前、債務整理の方法として破産や個人再生についてブログを書いてきましたが、
債務整理の手法には任意整理というものもあります。
本日は任意整理とは、どのような手続きかをご紹介したいと思います。
任意整理とは、利息制限法で定められた法定利息まで減額された金額を
原則として3年間で返済する手続きです。
続きを読む >>
弁護士事務所から、ずっと払っていない借金について催促が届いた・・・
2018-11-02
みなさんこんばんは。
司法書士の近藤です。
さて、最近、「弁護士事務所から、ずっと払っていない借金について催促が届いたがどうすれば
いいか」という相談が多くあります。
結論から言えば、ある一定期間、借入したり返済したりしていなければ、債権者に消滅時効の
援用をすることで、借金を支払う義務がなくなります。
貸金業者等が会社である場合、借
続きを読む >>
任意整理で払えなくなったら自己破産できるか?
2018-09-03
みなさんこんにちは。
司法書士の近藤です。
さて、任意整理をしたが、支払えなくなったら、自己破産に切り替えることは
はできるのでしょうか?
結論からいえば、過去の任意整理とその支払不能は、免責不許可の要件には当てはまらないため、裁判所が認めれば「可能」といえます。
ちなみに、自己破産後の再度の自己破産については、免責不許可の要件に当ては
続きを読む >>
個人再生と消滅時効
2018-06-07
みなさんこんにちは。
司法書士の近藤です。
さて、個人再生の手続きをとった再生債権について、一定期間支払いをしなかった場合、一般の債権と同様に消滅時効が成立するか、についてです。
通常の民事再生と異なり、個人再生では、民事再生法104条3項の適用がないため、貸金業者であれば一般の債権と同様、原則どおり、5年の消滅時効が適用されます。
ただし、再生計画に期限の利益喪失約款は通常ないため、
続きを読む >>
突然、裁判所から支払督促が届いたら?
2018-05-01
みなさんこんばんは。
司法書士の近藤です。
さて、過去に借金をしていて、ずっと返済していない場合、
突然、裁判所から支払督促というものが届くことがあります。
この場合、債務者としてはどうすればいいのでしょうか?
支払督促が届いてから2週間以内に、債務者が督促異議の申し立てをせず、かつ、そこから30
日以内に、債権者が仮執行宣言の申立て
続きを読む >>
生活保護受給者の任意整理
2018-04-03
みなさんこんにちは。
司法書士の近藤です。
さて、借金のご相談にはあらゆる問題が絡んできますが、
今回は、生活保護を受給している方が任意整理をできるのかについてです。
まず基本的には、生活保護受給者の場合、可能な限り、任意整理ではなく自己破産をお勧めしま
す。
生活保護受給者の自己破産であれば、法テラス(日本司法支援センター)を利用す
続きを読む >>
夫婦で借金がある方はご一緒に
2018-03-31
みなさんこんにちは。
司法書士の近藤です。
さて、ご相談には一人で来られ、後になってから、「実は、夫(または妻)にも借金があるのですが・・・」と打ち明けられることが、しばしばあります。
夫婦であっても、別人格であるため、借金についても個々のものとして扱いますので、
任意整理、自己破産、個人再生などは、個々で手続きをすることになります。
続きを読む >>
消滅時効の援用
2018-02-14
こんばんは、司法書士の近藤です。
最近、「債権回収会社から昔の借金について催促が来たがどうすればいいか」という相談がよくあります。
今回は、消滅時効の基本的なことを書きます。
貸金業者等が会社である場合、借金は商事債権にあたるため、
消滅時効の期間は5年となります。
ただし、時効の中断になるようなことがあれば、
消滅時
続きを読む >>
消滅時効を援用する場合の注意点
2018-02-03
みなさんこんばんは。
司法書士の近藤です。
本日は消滅時効する場合の注意点についてです。
借入先が貸金業者の場合、通常、5年間以上支払いをしていなければ時効が完成しており、
内容証明などで援用(主張)をすることで返済義務がなくなります。
ただここで一つ落とし穴があります。
本人が知らない間に、借入先から訴訟を提起されて
続きを読む >>
夫婦で借金がある方
2017-12-16
みなさんこんばんは。
司法書士の近藤です。
年末が近づくにつれ、何かと忙しくなってきますね。年末は交通事故も増えるみたいなので、運転にはくれぐれもお気をつけくださいね。
さて、ご相談に来られる方の中で、たまに、配偶者の方にも借金があるが、財布が別々であり、お互いに管理していないという方が見受けられます。
このような場合、根本的な解決という点で言えば、借金問題は家族全体の問題であり、でき
続きを読む >>
<< 前の情報を見る